奇想天外 1966年

収録曲CASTSTUFF
イヤダイヤダと云ったのに
文句節
虹を渡ってきた男
谷啓 (鈴木太郎、M7)
藤田まこと (零八)
植木等 (長官、正木)
星由里子 (城山和子)
吉田次昭 (城山昭)
野川由美子 (佐々木ゆかり)
内田裕也 (健太郎)
桜井センリ (本物の太郎)
ハナ肇 (磯村平吉)
塩沢とき (磯村節子)、
進藤英太郎 (大口会長)
山茶花究 (黒沼)
藤木悠 (竹林)
二瓶正也 (横田)
緒方燐作 (秘書A)
高橋紀子 (芸者小花)
安田伸 (医師)
犬塚弘 (司会者)
柳谷寛 (議長)
石田茂樹 (医師)
寺内タケシとブルージーンズ
監督/坪島孝
製作/渡辺晋
脚本/田波靖男
撮影/宇野晋作
音楽/広瀬健次郎
音楽/萩原哲晶
大まかなあらすじ:
α星からM7が鈴木太郎にのりうつってやってきた。太郎は大聖化学の新入社員だったから、彼の身体にのりうったM7は鈴木太郎の生活を送ることになった。大聖コンツェルン会長秘書城山和子と社長の磯村は不倫の関係。太郎は超能力を使って大聖化学製の大砲の弾を花火に変えてしまった。その弾丸は自衛隊やベトナム戦争のものだったから大問題になってしまった。太郎はクビになったが、健太郎と知り合って、彼の付き人をやるはめになった。下剤を間違って飲んだ健太郎はステージをこなせない。変わりに太郎が客にせがまれて唄った。それが評判になり、大スターになった。一方、社長の磯村は代議士に立候補したのだが選挙運動中倒れてしまった。そこでまたまた代役に立った太郎は見事当選し、いちやく国会議員。ところがまたまた、会長の策した平和法案が原水爆実験再開を認めるものだと反対演説をしてしまった。怒った会長は太郎に殺し屋をさし向けた。殺し屋に追いかけられた挙句、車とぶつかったショックで鈴木太郎の身体からぬけ出てそのままα星に帰ってしまった。だが城山和子を好きになっていたM7は長官にたのんで地球に戻ってきた。ところが和子は本物の鈴本太郎と結婚していた。


一言: やっぱり見所は一期ブルージーンズの演奏場面でしょうね。筆者はこのようなステージは見たこともありませんから、感激もんです。谷啓が歌う「いやだいやだと云ったのに」も何が何でも欲しくなり、またまた、テリー・デイスコグラフィの宮本様にお世話になりました。
寺内御大の出演する映画は、他のグループサウンズが演奏シーンのみ取って付けたようなものと違い、ちゃんと役者をやってますよね。